バルカン半島に位置するボスニア・ヘルツェゴヴィナの小さな町「モスタル」を観光
世界遺産にも登録されているモスタルの旧市街には、オリエンタルな雰囲気で美しい景色が広がりっており、どこかノスタルジックな雰囲気漂う石畳の道
お土産やさんをみれば、トルコでよく見かけるようなデザインの陶器がいっぱいにビックリ
モスタルのシンボルである石橋「スターリ・モスト橋」に、よーく見ると男性が上半身裸で立っており、飛び込もうとしてました📷
(待てど・・・待てど飛ばなかったので橋に行って見ると。。。みている人の誰かがお金を払うと飛んでくれるそうです^^;商売(笑)
カトリック教会の他にイスラム教のモスクも建っていました。
橋の西側にはクロアチア系(カトリック教徒)住民が、東側にはイスラム系の住民が生活をしており、長い間橋を行き来し平和に共存
「93年を忘れるな」と刻まれた、橋の近くに安置された石
1991年に勃発した旧ユーゴスラビア内戦。「民族紛争」とも呼ばれるこの内戦の時のビデオを見せてくれるんです。領土内に住むクロアチア系住民、イスラム系住民、セルビア系住民により血を血で洗う抗争が繰り広げられ、民族が入り混じるこの町は泥沼の戦いに巻き込まれ、多くの住人が命を落し、両民族の平和を見守り続けてきたスターリ・モスト橋も爆破されたのです!!!
壁には今も銃痕の後が生々しく残っており、3年半以上にわたり全土で戦闘が繰り広げられた結果、死者20万、難民・避難民200万が発生したそうです。
小さいですが、とても温かみのある居心地のよいモスク。ステンドグラスから射し込む光がとってもキレイでした。
悲しい過去を持つスターリ・モスト橋ですが、戦後、両民族の努力により2004年に再建され、町ももとの平和で美しい姿を取り戻してました。
モスタル