台中宜蘭市内にある宜蘭設治紀念館は、日本統治時代の宜蘭庁長、西鄉菊次郎が建設したもので、後に宜蘭県の歴代行政首長の官邸となって1997年専門家による修復を経て、宜蘭行政の歷史の舞台となった本館を見学

宜蘭駅からつながっている旧城南路を歩いて行くと、多くの歴史的古跡があります。
ただ、今回はバスでの移動だったので目の前で降ろしてもらえました。

30元入場料を払って入れます。

1895年4月に台湾が下関条約によって日本に割譲されると、菊次郎は台湾総督府参事官心得を命じられ台湾に赴任し、西郷隆盛の子息西郷菊次郎氏が建設を計画
菊次郎は妻子と共に宜蘭の庁長官舎に引っ越し、当時の庁長官舎は800坪(2640平方メートル)の敷地に74坪(244平方メートル)の平屋建てで幹部職員や校長の住宅と共に残っており、修復されて内部を見学することができました。

和洋折衷の建築で、風格ある建物

西郷菊之助の資料も邸宅内に展示して有ります。

雰囲気は明治時代の民家の雰囲気が良く出ている建物で、日本人の目からするとなんとなく落ち着きのある佇まいでした。

日本家屋の屋敷そのままですが庭には樹齢100年を超える大木やヤシの木が青々と生い茂っていてここはやはり台湾なんだと感じました。

敷地がゆったりとしているの良かったです。

宜蘭設治記念館(Memorial Hall of Founding of Yilan Administration)
住所: 268 台湾 Yilan County, Yilan City, Jiucheng South Road, 力行3巷3號
電話: +886 3 932 6664