宜蘭河右岸堤防の中山橋のたもとに、一つの美しい石碑
「西郷廳憲徳政碑」日本統治時代の初代宜蘭廳長であった西郷菊次郎氏の功績を讃えて建てられた碑みたいです。
1897年~1902年(明治30年~35年)の間、宜蘭廳長を務めた西郷菊次郎は西郷隆盛の息子
彼が務めた4年半の間に、宜蘭河の治水を成し遂げ、近隣住民を水害の苦しみから解放し、その功績を讃えて離任後に地方の名士たちにより碑文が建てられましたそうです。
西郷公の栄光を永々に伝えるべく、ここに碑を建立し公の徳をたたえるものであると記し、「宜蘭廳全各界士人健立」と彫り込んでいました。多くの日本人が台湾を訪れるが、このことを知る日本人は少なく、恩ある人を決して忘れてはいけないという宜蘭人の誠意には頭が下がりますね。
次は、西郷菊次郎が住んでたお家へ
西郷庁憲徳政碑
住所:260-0045 宜蘭縣宜蘭市西門外 宜蘭河畔堤防上