
みなさま、こんにちは🌱
三股町議会議員・文教厚生常任委員会 委員長の中原みほです。
本日、町内で発掘調査が進められている 「方境遺跡(ほうざかいいせき)」 の現場を、委員会メンバーとともに視察させていただきました👣
特に今回は、調査の進捗状況とともに、3Dデータや動画を活用したデジタル資料の活用方法についてもご説明を受けました。
町の歴史に残る貴重な発見が💡
この遺跡では、三股町の歴史にとっても非常に重要な発見が数多く報告されています。たとえば──
•南九州に特有の「花弁型住居跡」
花びらのような形をした珍しい住居跡で、町内では初の発見だそうです!
•手掘りで丁寧につくられた「地下式横穴墓」
地面を四角く掘り下げて、その下に横穴をつくる南九州ならではの古墳構造で、保存状態も良好でした。
•県内で4例目となる「素環頭鉄剣(スカントウ)」
鉄製の剣の柄(え)に丸い輪がついた、非常に貴重な鉄剣が見つかり、専門家の方も驚かれていました⚔️
どれも町の歴史や文化を語るうえで、かけがえのない資料となるものです✨
📸 デジタル資料で、より多くの人に伝える取り組みも
この発掘現場では、調査の様子を 3Dスキャンや映像で記録し、今後は 町のホームページや郷土資料室などで公開される予定です。
お子さんや学校の授業、観光の場面でも、わかりやすく楽しく学べるよう、ナレーション入り動画やVR的体験なども検討されているとのこと。とてもワクワクしますね😊
🗣️ 歴史を未来へつなぐ大切さ
「町の過去を掘り起こし、未来へつなぐ」
その言葉の重みを、現場で改めて感じました。
発掘された資料は単なる“昔のもの”ではなく、私たちの足元に眠る“地域のストーリー”なんだと、実感しました。
議会としても、今後こうした文化財保護や教育活用、観光振興などにつながる取り組みを、しっかりと応援していきたいと思います。