2025年三股町「はたちの成人式」

成人を迎えられた方々、おめでとうございます㊗️
素敵な出会いと幸せに満ちた日々が
訪れることを心よりお祈りしています。

町長からの「はたちの成人式」式辞も良かったので皆様へ

二十歳になった皆さんにお願いしたいことが、3つあります。
一つ目は、自分を大切にすることです。
私たちは、一人では生きていけません。学校、職場、家庭であろうと人と人の交わりの中で生きています。皆さんが、今日あるのはご家族をはじめ多くの人たちの支え、応援があったからです。そして、これまでの経験・体験、出来事が血となり肉となり、皆さんの成長に繋がっています。そのような中、皆さんは今青春のど真ん中にいます。青春時代は、希望に満ちた時代ではありますが、悩み多き時代でもあります。時には、道に迷うことがあるかもしれません。そのようなときには、これまで支えていただいた皆さんのことを思い、人生の選択肢は多いと鷹揚に構え、自分を見失うことなく、頑張ってほしいと思います。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず」と先人が言っています。これからの人生、焦らず自分を大切にして生きてください。

二つ目は、「利他の心」を持つことです。利他の心とは、人を思いやる優しい心のことです。
京セラの創始者で経営の神様といわれる稲森和夫氏の言葉を紹介します。『私たちの心には「自分だけがよければいい」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。利己の心で判断すると、自分のことしか考えていないので、誰の協力も得られません。自分中心ですから視野も狭くなり、間違った判断をしてしまいます。一方、利他の心で判断すると「人によかれ」という心ですから、まわりの人みんなが協力してくれます。また視野も広くなるので、正しい判断ができるのです。より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。』と言われています。この「利他の心」、つまり他人を思いやる優しい心で誠実に生きることが自分の幸せにつながるということです。

三つ目は、生まれ育ったこの町・三股町に対し自信と誇りを持って欲しいということです。
自然が豊かで災害が少なく、交通や買い物の利便性の高い、住みやすい街・三股町であります。毎年民間企業が行っている「町の住みごこちランキング」では、本町が5年連続県内一位との評価を頂いております。また、本町は、スポーツが盛んで、スポーツ少年団や中学校部活の活躍をはじめ、剣道錬成大会、弓道場創立記念大会、みまたん霧島パノラマまらそんなどスポーツイベントが盛大に開催されています。そして、宮崎県市町村対抗駅伝競走大会では、町村の部で13大会中9回優勝し昨年度は、26市町村で宮崎市、都城市についで3位でした。さらには皆さんの後輩である日章学園の高岡伶颯君がサッカーのイングランドプレミアリーグサウサンプトンに入団が内定しています。文化の面では、郷土芸能が盛んな本町は、民俗芸能の宝庫と言われており、ジャンカン馬は、三股町の観光大使として活躍しています。また、本町は演劇の街としても知られ、5月開催の「まちドラ」はユニークな企画として全国の演劇人が来町します。このように三股町には、誇れるものがたくさんあります。

二十歳の皆さん。皆さんは、それぞれの目標・夢に向かって頑張っていることでしょう。皆さんは、これからの日本を、宮崎県を、三股町を担っていく人材です。失敗を恐れず突き進んでください。その際には、3つのお願いを頭の隅にでもおいてください。「自分を大切にすること」、「利他の心を持つこと」、「三股町に対し自信と誇りを持つこと」。さらには、本町で培った「みまた魂」の精神でこれからの人生に臨まれることを期待します。結びに、二十歳を迎えられた皆さんの未来に栄光あらんことを祈念し、式辞といたします。

また恩師達の皆さんに贈る言葉や実行委員会の皆さんの
お披露目に三股町の未来が明るい🔆

#三股町 #成人式 #お祝い

毎年、友達の子供達が成人式をあげて会えるのも私として嬉しく、親の気分を味わっております。笑

そして、今回の表紙を親戚が描いた絵でした。成人式には参加できなかったみたいですので、動画などおくったら喜んでくれて気になっていたとの事で良かったです。

これからの三股町の未来は若者です♬