日曜日の読み物に↓↓↓
久しぶりにこの言葉に出会いました。上司自身が戒めとしていた信条を新入社員の頃に、何度も機会があれば話してました。
おこるな(怒るな)
いばるな(威張るな)
あせるな(焦るな)
くさるな(腐るな)
まけるな(負けるな)
の5つです。繰り返し言われるうちに私たちに浸透し、それぞれの言葉の頭文字を取った「おいあくま」が一つの合い言葉になりました。
この「おいあくま」も大切なことを覚えやすい上に実に分かり易く示してくれています。それは私たちが日々穏やかに、そして活気を持って過ごす方法です。いわばこころの防災につながる合い言葉なんです。
悪魔といえば人を惑わし苦しめるものですが、その正体はなんでしょう? それは他でもない自分自身です。自分の思い通りにしたいという願望、自分の思い通りにならないという不満、自分が自分がというこころが悪魔となるのです。
私の中にも悪魔が時折現われます。お客様のためにと思って仕事に向かっていても、上手く結果につながらないときには焦りますし、他の人と比べて自分はダメだと腐ります。しだいにイライラしてきて「もう辞めてしまおうか…」なんて考えもしました。それでも「おいあくま」と粘り強く自分自身をたしなめれば、こうした機会をいただけるのは有り難いことだと反省できます。自分にできることを頑張ろうと前向きな気持ちも自然と湧いてくるんです。
「おいあくま」と自分に呼びかけて「はい」と返事をしてみましょう。「おいあくま」と自分に呼びかけて「さようなら」と別れを告げてみましょう。自分の損得にこだわる「私」を認めて消していくことで見えてくるのが感謝と謙虚なこころ。仏教のこころでもありますね。そんな自分の内の仏さまのこころにも気がつける合い言葉でもあるんですね。
勉強になります🙏今日も学びをありがとうございます。
そして皆様にも共有を💤