お声をかけて頂き、はじめてのおねっこへ🚶
一般的に全国的に伝わる正月の火祭り行事どんと焼きですが、都城地方では おねっことも言われております。
そして、この時期になると三股町の地区ごとに、河川敷や田んぼに どんと焼きのやぐらが立てられ、田んぼや空き地に、長い竹(おんべ)や木、藁(わら)、茅(かや)、杉の葉などで作ったやぐらや小屋(どんどや)を組み、正月飾り、書き初めで飾り付けをしたのちそれを燃やし、残り火で、柳の木や細い竹にさした団子、あるいは餅を焼いて食べるという内容です。
これと似た風習は、神社やお寺で行われる「お焚き上げ」とか「どんど焼き」という名称というと分かる方もいるのではないでしょうか。
普通のごみでは捨てられないお正月飾りを地区の人が持ち寄って、孟宗竹(もうそうだけ)などと一緒に火をつけるのです。
始まる前に今年の安寧を願い神事が執り行われます。
パチパチ、バチバチ……時々ボンッという音を立てて竹が燃えていく音を聞きながら燃えていく火を見つめる皆さんの姿が印象的
暗くなる前から始まるのですが、だんだんあたりが暗くなって、やがて寒くなって……だんだん火に集まってくるこの感じもまた良かったです。
火が入ると一気に高く上がる火柱、竹の破裂する音とともに圧巻でした🔥