エジプト🇪🇬エジプト国立文明博物館

エジプト文化好きにはたまらない博物館巡り

そして、エジプト国立文明博物館では22体が眠るミイラ室へ

写真禁止
アクエンアテン（アメンホテプ４世）ツタンカーメンの父で、奥様はエジプト３大美人と言われているネィフェルティテ。もともとエジプトは自然崇拝の多神教だったんですが、その中で巨大な権力集団となっていたアメン神官に対抗するために、唯一神アテンを主神に据えた（キリスト教もユダヤ教もイスラム教も共に一神教ですから先端的な考えだったんですね。そして、宗教改革を行ったのです。
そして、アテン神以外の神を認めず、出生時の名前はアメンホテプでしたが、アクエンアテンに改名もし、首都もテーベからアケトアテンへと遷都を行いました。
しかし、あまりにも急進的過激な考えだったので、誰も付いて来ず結局１代で終わってしまいました。
ガイドさんに、この体って変じゃないですか？と聞いた（ファラオ＝神ですから、胸から上は男、下は女の体になっています）と男とも女ともつかないジェンダーフリーの体です。笑。そして、沢山の奥様がいた方も・・・しっかりと髪の毛もあり、人間がそこに眠っているような。ちょっとゾッとする時もありました。ミイラのなかには棺や副葬品とともに展示されているものもあり、日本ではなかなか見るチャンスのない貴重なものばかりだ。