「イギリスは食事がまずい」と言われたのも今や遠い昔、幾多ものスターシェフがこの国からも輩出されるようになりました。このpollen street socialを率いるjathon athertonも若手の代表格。今やイギリスのみならず、上海や香港、ドバイからNYまで。世界中でレストランを展開する様になりましたが、この店舗は彼が初めて独立した店舗、言わば旗艦店なのです⸜(๑◡̈๑)⸝
とっても楽しみにしてた筈なのに、ハロッズでお買い物しすぎたり(順当)、大晦日はバスが全然来なかったりと、トラブル多発したお陰で、30分以上遅刻しての到着となりました。最初からタクシー使えば良かった。(泣)
さー、何はともあれ2016年最後の夜、最後の晩餐の始まりです♡*⃛∫∫⁼̴̤̆ ᴗ̵̍⁼̴̤̆)۶▿͙▿͙٩(⁼̴̤̆ᴗ̵̍ ⁼̴̤̆꒰꒰*⃛♡
店内は今風のモダン&英国風。
メニューは大晦日コースとショートコースの2本立て。平時はアラカルトなどもあるようですよ。カウントダウンも待ち構えていたので、迷わずショートを選択‼︎
アミューズはイクラの乗ったカナッペと煮詰めた玉ねぎのカナッペ、あとは忘れてしまった(汗)けど、何れも軽やかで好印象な滑り出し( ⁼̴̶̤̀༥⁼̴̶̤́ )モグモグ
カクテル🍸も自身ありとの事前情報があったので、お勧めをお願いすると、写真はあんまり上手く取れてないけど・・・特に赤のカクテル凄く可愛かった&美味しかった。今回の旅で、イギリスのカクテル文化はかなり進んでると感じました( ๑⃙⃘ᐢفᐢ๑⃙⃘)و ♪⃜
最初の一皿はアカザエビのタルタル。こちらのお店は全ての素材が英国産、と言うモットーがあるのですが、写真からも伝わりますか???エビの鮮度の素晴らしいこと、輸送技術の発達なのか、仕入や捕獲法など自体が進化したのか、はっきりとは分かりませんが、今やイギリスも諸外国と比べても引けを取らない生産地と呼べるのではないかと。素晴らしい前菜です。
2皿目は、メニューには載っていなかったコンソメスープ。外食に疲れた胃にも優しい薄味で包んでくれます。
お次は、カレイのソテー。こちらも素材、火入れ、ソースと三位一体の高得点。もう何が出されても外す気がしません。この身をプリッと仕上げる火入れどうやるんだろう・・・因みに、feraでも見たネジってある野菜はレンコンみたいな食感でこの旅の新たな発見の1つ。日本語はなんて呼ぶんだろう。(英語の名前も勿論忘れました)
敢えての精肉コーナーがあったり、
ガラス張りの個室が向かいにあったりと、さながら現代アートの様相。
席に戻ると、お肉が運ばれてきて。子羊と鹿が選べるのですが、俄然羊さんに興味深々な私はラムを。ラムチョップじゃない、どこの部位なんだろう。ワインが進むこってりとしたお味、でも仕上げはさっぱりと。どのお皿にも共通するあっさりとした後口はどうやってるんだろう・・・謎が深まります。
鹿もまいう( ๑⃙⃘ᐢفᐢ๑⃙⃘)و ♪⃜
そしてそして、食事を締めるデザートタイム。ここでも仕込んでおいた事前情報が役立つ瞬間が。なんと!デザートはdessert barと呼ばれるカウンターで調理を目の前で見ながら、出来立てを頂けるのです、でもテーブルで食べてる人もいたから、みんなじゃないのかな。
そして、ここで大変なことに気付く。遅れたのと、楽しくのんびり食べてるので、カウントダウンまで残り時間が少なくなってきてる!レストランにはあと15分で出ないといけないから!と、無理言ってデザートタイムの始まり♪(笑)
手際よくデザートちゃんたちが、作られていきます。
一品目は外側のメレンゲ、カシスを利かせてさっぱりと。
2品目は逆に濃厚な、チョコレートのタルト。オリーブを練りこんだビスケットとジャムが隠し味に、柔と剛、前のお皿との対比が素晴らしい構成。gautier sohoのチョコレートケーキも最高だったけど、いい勝負。
流石にお茶を飲む時間は残ってなかったので、ささっと早足で出ましたが、店内は16年最後の食事、最後のディナーを楽しむ人で一杯。何だか名残惜しかったです。(∩˃̶͈ω˂̶͈∩)
16年最後を飾る食事が、異国の地で、素敵な雰囲気と美味しい食事で幸せ。来年もがんばるぞ~なんて、都合のよい発想に。(笑)
英国レストランの”今”を体現している名店です。さぁ、いざカウントダウンへ!
Pollen Street Social
住所: 8-10 Pollen St, Mayfair, London W1S 1NQ イギリス
電話: +44 20 7290 7600